本を読みましたよ。
最近は「感情」にまつわる本しか読んでいません📚
『「しつこい怒り🔥」が消えてなくなる本』
<石原加受子>(すばる舎)
タイトル通り「しつこい怒り」が消えてなくなる本です!
どんとこいやっ!
著者の方のお名前が素敵だなと思いました。字が好きです。
■怒りとは無縁なわたし・・・■
さいきんのわたしだけみると長年付き合ってきた「怒り」がほとんどない状態。
なのでこの本は貸してもらったのですが、「ちょっと読む気起きなくなったな」という気分でした。
もはや怒りとは無縁なわたしでした。
だけどきっと働きだすとわたしは「怒り」が大きくなる人間なので、
せっかくの機会だし読もうと!思いましたね。
■自分中心、他者中心■
さいしょのプロローグはいつもだと、すんなり盛り上がるのですが、
今回は「疑問」を大きく抱くところからはじまりました。
怒りやすい人はどうやら「他者中心」だそうです。
んでわたしは自分は「自分中心すぎるから、自己中だから人にいつもピリピリしている」と思ってきたし、身近な人にも「あんた自分中心だよ!」ともはやネタな感じで言われ続けているので、「他者中心」というwordがいまいちピンとこなかったのが最初の印象でした。
■怒る理由を誘う感情のanswer■
壮大なネタバレをすると「しつこい怒り」を生み出した正体は、
そ、その正体は・・・。
「笑顔」とのことです。
序盤ですぐに重要なkeywordをひっぱらず出してくれたので、
この本おもしろい!と思って、一気に読む気持ちが増えました。
■何層にも重なる感情■
本当は怒りたいところを無理にごまかして
「笑顔」で乗り切ったこと。
その「笑顔」の奥には「恐れ」があるということ。
そういうことを著者は教えてくださいました。
詳しくはもっと丁寧に本に書かれていますので読んでもらえればと思います。
無理にごまかした事柄が、いまだに傷となり心に残り、
時々、またはしばしば自分の中で「本来の怒り」としてしつこく思い出されるということが新しい発見でした!
うん!
■しなやかな女性になりたかったから・・・■
わたしはかつてからスマートなしなやかな女性に憧れていて、
すごい嫌味を言われても綺麗に切り返せる人=最高に美しい女性と思っていました。
今も思っています。
ですが、そういう対応に無理に自分を近づけていたがゆえに、
本当は怒りたいところで、自分なりに「しなやか」に対応してしまったがゆえに、
怒りの量をマシマシにしてしまったのだなと気づきましたね。
大発見。確かに無理を課してきたね。
さらに思ったのは、
そういう憧れる「しなやかな女性」だって本当はhomeで泣いているかもしれないし、たくさん傷ついているかもしれない。
だけどわたしには「しなやかな女性」という美しい部分しか見えていなかったかもということです。
そう思うとより「しなやかな女性」の魅力は増しました(余談)
■怒りが沸いたときの具体的な心の声■
具体例がわかりやすく随所随所にあってわかりやすい本です。
ただ「怒り」という言葉で終わるのではなく、
そういう状況を表した心の声みたいなのも載っていて
より身近に本の内容を感じ取ることができました。
本の第1章のみの感想だけですが、
これまで向き合い続けてきた「怒り」という感情を少し解明できた気がしました🔥
では、また🍲